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出来ることって何もない。

2006年08月30日 23:31

PBMには全く関係がなく、暗い話なので追記にしますー。

見てしまってから、こんなん書くなよ…と、怒らないでくださいね。







季節の変わり目、が原因でしょうか。
ここ数日、体調が思わしくない患者さんが増えています。

緋勇が勤めているのは、いわゆる重心病棟で。
重症心身障害児(者)の方々が入院している所です。
幼い子供さんもいますが、多くは十年以上、
長い人では三十年近く入院しています。
勤め始めてようやく9ヶ月。
お話は出来なくても、笑ってくれたりするだけで嬉しい。
その子がいつもいる場所(お部屋やベッド)にいる、姿を見るだけでホッとする。
そんな状態でしたが…。

先日、一人の患者さんが亡くなりました。
三十年近く入院していた患者さんの一人でした。

いつもいる場所にその子がいない。
カラッポになったベッド。
ベッドが片付けられて、大きく空いたスペース。
ゴミとして出された、家族も持って帰らなかったその子の持ち物。

やがて、いないことが当たり前になり。
別の新しい子がその場所にいることが当たり前となり。
ゴミ捨て場のゴミもなくなってしまう。

その一つ一つを目にするのが、とても辛い。

緋勇は看護師ではありません。
患者さんと直接係わる時間は短いです。
それでも、痕跡が消えてしまうのは悲しい。
もちろん『いた』という事実は消えるわけはなく。
数が少なくても『思い出』はあります。

でも、出来るならそんな思いは、何度もしたくないです。
現場にいて、多くの『死』を見てきた看護師さんたちには、
情けないと思われるかもしれませんが、それが正直な気持ちです。

仕事に行く度、患者さんの様子が変わり。
ご両親の姿も見えていて。
病棟内を走りまわる、医師や看護師さんがいて。

治療も処置も出来ず。
不思議な力でどうにかすることも出来ず。
何も出来ない緋勇はただ。
頑張れと。
早く良くなってねと。
必死で生きている、生きようとしている患者さんたちに、祈るだけです。
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